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【定時退社は悪くないでしょ!?】「定時だからもう帰ろう」が招くリスクとは

コケ蔵

定時だし帰ろっと〜♪

 

どうもコケ蔵です!

いきなりですが、みなさん定時で退社されてますか?

施設によっては上司や先輩の視線が痛くて、帰宅できない人も多いのではないでしょうか。

私の場合、複数の施設で働いてきましたが介護職として現場で働いていた頃は基本的にどこでも定時で帰っていました。

今でも定時退社肯定派に変わりはありません。

部下からの「定時過ぎたので帰りますね〜。」

にわりと共感するタイプです。

私も「サービス残業するなんて、人生を無駄にしているのと一緒」そんなふうに思っていました。

でも30代になって、施設長になって衝撃的なリスクがあったことに気づいたのです。

今回は、そんな「定時だからもう帰ろう」が及ぼすリスクについてまとめました。

 

コケ蔵

リスクを抑えられる定時退社について考えていきましょう!

 

 

定時退社のリスク:「定時だからもう帰ろう」が危険な理由

冒頭でもお話ししたように、私は働き始めた頃から一貫して定時退社肯定派です。

が、今でも変わらないものの、10年前と現在では決定的に違うことがあります。

それは部下を持つようになったり、役職についたりしたことで結果が求めれるようになったことでしょう。

今働いている施設で求められている結果は、ザッと以下のようなことがあります。

 

スタッフは定時に帰らせる

 

仕事は部下に振って必ず期日内に仕上げる

 

スタッフ間のギスギスした雰囲気を中和する

 

クライエントの支援に対する満足度(質)を高める

 

スタッフのお給料を払うために施設の稼働率を下げてはいけない

 

日々の業務を改善し、新しい発想や考えを取り入れ現実にしていく

 

ご意見や苦情を対応する中心となり、難しい問題でもなんとかする

 

期日の決まった書類申請は必ず間に合わせる。(収入に影響が出る)

 

日々の請求書や領収証を含む書類管理はチェックされても抜けがないようにしておく

 

などなど、思いつくままに挙げてみました。

これらをですね、当然ですがこなさないといけないんですね。「やっぱりできませんでした〜」はなしです。

でないと、スタッフにお給料を払えなくなったり、自分の時間や家族を犠牲にすることになったり、最悪相手から訴えられたりします。

10年前は自分一人だけのことしか考えていませんでしたので、きつい仕事を振られても

 

10年前のこけマネ

定時になったらあがろう。残業したくないし、まあ失敗しても大丈夫だろうし。

 

なんて思ってました。

失敗しても、影響がないような仕事ぐらいしかなかったんですが。

10年前と今で最も違うのが「定時までに仕事の結果を出して帰ろう。」と変化したことでしょう。

 

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結果を出す。

これは働き始めた頃から意識しておけば良かったなぁ〜と後悔していることの1つです。

上司が求める結果も出さず、ただただ定時だから帰宅すると割り切っていた頃の自分は、確かに悪くはなかったんですが、結果にこだわる経験が少なすぎたと思います。

それに結果を出す練習は、失敗しても影響少ない若いうちがしやすいです。

結果を出すを意識できていればもっと伸びしろがあったのかなんて思います。

 

施設長やマネジメント業務につく気がない人は全く関係ない話でしたね。

ただ、現場で働き続けるにも体力の衰えで限界が来ると思いますし、将来の視点としてはマネジメント業務につく意識は持っていたいところ。

お給料も少なからず上がりますし。

ただただ「定時だから帰ります」は、出世も仕事力も将来の可能性も下げてしまうリスクがあったんだなということを最近強く実感しています。

サービス残業は嫌いですが、結果を意図的に出すといった経験を積めるなら大きな自己投資になると思います。

 

コケ蔵

昔の自分に口を酸っぱくして伝えたいことですね!!

 

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定時退社のリスク:お給料はもらえて当然?

またまた10年前に戻り、自分に言ってやりたい。

 

コケ蔵

お給料もらえるのは当然じゃないぞ!

 

と。

雇用契約を結んでるから当然といえば当然なのですが。

お給料は与えられた仕事で結果を出した報酬としてもらえると思った方が良いでしょう。

私は大きな施設に勤めていた時がありますが、そこでは介護職のみの仕事でした。

一つの役割のみ2年も3年も担当し続けると、麻痺したり、見えない部分を見ようとする意識が薄れてきます。

例えばお給料も毎月決まった額が振り込まれていました。

これはどんな支援をしてもほとんど変わることがありません。

懇切丁寧なスタッフも、適当にこなすスタッフも変わりません。

でもこれが中小規模の施設では、適当にこなした仕事がクライエントの逆鱗に触れたりし、退所してしまうことで施設の収入にダイレクトに影響するのが分かったりします。

これってすごい当然にして大切なことだと思います。

この感覚に似てた出来事といえば、スーパーに売られている精肉でしょうか。(?)

スーパーに行けば精肉が売っていますが、もとをたどればどこかの土地で生まれ育ってきた命でしょう。

大切に育てられてきたのかもしれません。

でもスーパーの精肉が売っているスペースではその背景まで見えませんよね。

スーパーに行けば当然のごとく、処理された精肉が置いてある。

なければ文句を言う客もいる。

また入ってくるだろうと楽観視する客もいる。

大規模施設に勤めている時の私はまさにこう言った視点だったと思います。

現在は、中小規模の施設にいますので管理運営、請求業務から現場のフォローやスタッフのマネジメント、面接担当など一通りの役割を担ってきました。

スタッフにお給料を支払うまでの過程が全て見えています。

当然ながら全て繋がっているのですね。

この背景までを見る視点を持つメリットはなんなのか。

それは以下の通りです。

 

上司の考えに近づき、上司とのコミュニケーションが良好になりやすい。

 

上司の目にとまり、優遇されやすくなる。

 

「こいつ分かってるな」と昇進につながる可能性もある。

 

問題解決の意識が受け身じゃなくなる。

 

だからサービスの質が上がる。

 

昇進したくなんかないよ〜って人は必要ない話しかもしれません(笑)

昇進するメリットは今までもちらほらと書いてきましたが、やっぱり権限を持てることでしょうか。

自分の意見が通りやすくなることで、理想の施設に近づける裁量権を持つことができます。

「施設の支援方針が嫌だ!」

「こうすればもっと良い施設になると上司に言ったのに!」

なんて感じている方は出世を目指しちゃった方が確実かもしれませんね。

 

定時退社のリスク:サービス残業は悪なのか?

今までのブログでも挙げてきましたが、サービス残業は自分の時間も家族との時間も奪ってしまいます。

そんなサービス残業は悪なのか。

そもそもサービス残業には積極的なサービス残業、消極的なサービス残業があると思っています。

積極的なサービス残業は前述したような自己投資となるような残業です。

例えば

「絶対施設長になるぞ!」

「自分の考えを施設に反映させたい!」

など目指すものがあって、そのために上司について問題解決の手伝いを行ったり、普段担当できない仕事をもらい経験、知識を深めるなどでしょうか。

逆に消極的なサービス残業は、

「早く帰りたい…」

「この残業なんの意味があるんだ…」

「意味が分かってもやりたくない…」

など感じる残業でしょう。

 

施設や上司にも良い意味でドライであれば仕事と割り切って帰宅した方が有意義ですよね。

少なくとも私のところでは、部下が残業になってしまえばそれは上司の責任だと思っています。

定時過ぎた後の仕事は責任ある上司頑張ってくださいですね(笑)

 

コケ蔵

強要されてしまっては悪なのでしょうが、自己投資になるサービス残業(勉強時間ですね)を選べれば、将来大きく道を開く力になると思います。

 

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定時退社のリスク:仕事は楽しいが一番!!

コケ蔵

こんな偉そうに書いている私ですが、学生時代は学校に行くのが嫌で嫌で大っ嫌いでした。

 

遅刻、欠席回数が相当な数でしたし。

楽しくなかったんですよね。

一日中椅子に座って、ひたすら情報を頭に入れていく作業が。

でも社会人になって仕事を始めてから嫌と思うことが驚くほどなくなりました。

日曜日の夜も「明日は何して過ごそうかな〜!」なんてワクワクしていることが多いです。

定時に上がるよう仕事をするのも、施設やスタッフを上手に回すのもゲームに近い部分を感じます。

 

コケ蔵

全ては自分の責任で思うがまま。

 

こういった考えや立場になった理由の一つとして定時退社肯定派でありながら

「これは面白くなりそうだぞ!」

と思った企画や運営は、自然と仲間と遅くまで残ったり、結果を出せたからだと思っています。

定時退社のみにこだわり続けていたら、将来の出世の機会を失ったり、施設を失ったり、クライエントや部下を不幸にしてしていたかもしれません。

私にとってサービス残業は、選べるもの。

自分の気持ちを信じて積極的なサービス残業(勉強時間)が選べれば、納得のいかない施設で、納得のいかない上司の下で、納得のいかない待遇で過ごさなければいけないリスクを減らせることができるのではないでしょうか。

楽しみを見い出し続けていきたいですね。

 

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