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【実体験】介護職を辞めたい新人職員に伝えたい5つのこと

介護職って・・・キ、キツい・・・!!

新人介護職員さん

こけマネ

う〜ん・・・(否定できない)

もっと利用者さんの声を聞く時間があるかと思ったのに・・・

新人介護職員さん

こけマネ

ぁ〜・・・(否定できない)

一日中排泄介助しか任されないじゃないか!!

新人介護職員さん

こけマネ

ま、まったまった!

なんだよ!

新人介護職員さん

こけマネ

介護職を続けるべきか不安なのはよくわかるよ。ボクもそうだったからね。

介護職どころか福祉の世界から離れようかと本気で思うよ・・・

新人介護職員さん

こけマネ

10年以上福祉の世界にいるボクだけど、新人職員だった頃に知りたっかったな〜って思うことがあるんだよね

それってなんじゃならほい・・・

新人介護職員さん

どうもこけマネです!

誰でも一度は「このまま今の仕事続けてていいのかな〜・・・」と悩んだ経験あるんじゃないですか?

離職が激しい介護業界にいた私もずっと考えていました。

新卒で介護職に就いて中堅の先輩(30代〜40代)とずっと一緒に介護していたんですけど、ふと

こけマネ

あれ?

って思ったんです。

働いていれば相談業務とか自然にキャリアアップしていくのかと思ってたのに中堅でも現場に出続けている先輩が多い・・・。

介護は好きだったんですが、なんだか精神的にも肉体的にも疲れ切っている中堅先輩を見て、

こけマネ

これはマズイかも・・・

と思ったわけです。

そんなきっかけから実際に転職した私が、介護職新人職員さんに伝えたいことをまとめてみました。

こけマネ

介護職は最高に楽しい!けど将来に不安や疑問を感じているなら見ていって損はありませんよ!

それでは行ってみましょう!

【誰も教えてくれない】新人職員が知らないと大損する考え5選

介護職メリット:①最悪で最高に面白い

とにかく介護職が一番面白かった。

施設長、児発管、児童指導員、相談員とやってきましたが衝撃的な利用者さんが多い!

関係ができるまで人格を否定され続けたり、暴言を吐かれたり・・・。

かと思えば急に誰よりも信頼されたりする。

それがまた嬉しかったり。

良くも悪くも心、動かされることが多ったです

どんな利用者さんにも人に歴史ありです。

そこに気づくと介護が更に面白くなりました。

介護職メリット:②3Kブラック労働を体験できた

介護職全部がブラックというわけではありません。

私が働いたところは3Kかつブラックだっただけです(笑)

ですがブラック労働は短期間であれば、一度くらいは体験することにメリットがあると思っている派です。

なぜなら良い職場を見分けられる目が養われますし、なんだかんだ言って解決する力が身に付きます。

  • 汚い → 汚れないために創意工夫を凝らす
  • 肉体的にキツい → 体の使い方を工夫する(腰で持たずに足で持つとか)
  • 感染する危険性がある → 肝炎のワクチン接種を介護職も無償でできるようにした
  • サビ残多すぎ → もういっそ楽しむ

ただ3Kブラック労働の注意点は心が折れる前に無理せず転職すること。

もう1つは環境に慣れすぎないことが注意点です。

人って本当に凄くてどんなに辛い環境も慣れてしまうんですよね。

「辛い」が通常の状態になってしまうと要注意です。

【介護のお仕事とは?】|私の3K体験記 【介護のお仕事とは?】|私の3K体験記

介護職メリット:③知らない自分を知れる

限界を超えた時の自分を知らない人、多いんじゃないでしょうか?

肉体的にも精神的にも限界を超えて、窮地に追い込まれることが多い介護職だからこそ、知らなかった自分を発見する人も多いと思います。

勝手に周りを見て分類するとこんな感じです。

  • 穏健派(優しさが変わらない)
  • 悟り派(無表情で淡々とこなす)
  • 陰湿派(見えないところで通報レベルのことをしていることも)
  • 激情型(主に暴言)

限界を超えた時の自分を知っているのは自分をマネジメントするためにも必要なことです

それこそ介護職が合っている、合っていないの判断をする1つの材料にもなります。

介護職メリット:④運動量が多くて体調が良い

実は介護から離れたら風邪を引いたり、咳喘息になったり体調を崩すことが格段に増えました(笑)

原因は運動不足だと思います。

介護職の時にあまりにも歩きっぱなしだから、万歩計をつけてみたところ日勤(8時間)で2万5千歩以上、夜勤だと3万歩くらいでした。

当然歩くだけじゃなくて、人を担いだり上半身も動きまくってるから運動量がもの凄かったと思う。

食べてもすぐ消費されるから太らないし、健康的に過ごせることはポイント高いのでは?

【出世なんてしたくない!?】|人には言えない昇進のメリット・デメリット10選

【実体験】介護職で感じたデメリット

介護職デメリット:①他職種にマウントされる

介護職って下に見られる風潮があります。

私が勤めていたところは看護師がいたけど他職種連携なんて口ばっかり。

良いように扱われていました。

看護師は頻繁に有給取れているのに、介護職は現場が回らないからって全く有給も許されず。

看護師は大変だからと介護職が助手のような扱い。

あからさまにマウントをとってくる人がいます。

介護職デメリット:②介護のスキル以外身に付かない

私がいた大きい施設では一日中介護業務で、確かに介護のエキスパートにはなれました。

ですが介護職の先のステップアップを考えると厳しいと思います。

介護以外のスキルを学ぶ機会が全然なかったですから。

反抗的な部下の扱い方とか、年上部下との関わり方とかは経験を積むしかないですからね。

しかも30代、40代と歳を重ねると失敗できない気持ちが強くなるので早めに介護以外のスキル習得の機会を作った方がいいです。

あとはケアマネージャーになるにしろ施設を立ち上げるにしろ、パソコンを扱うスキルだったりも必要で、介護のスキルだけだと応用が効かず苦戦するかもしれません。

【年上部下との付き合い方】|反抗的年上部下は最高の手のひらステージで踊らせろ!?

介護職デメリット:③お給料が低い

う〜ん、お給料が低いです。。

共働きなら子どもも育てていけると思います。

が、介護職のままだで裕福を目指すには厳しいかなと。。

介護職デメリット:④3K

介護職の新人さんは半年くらいは3Kに苦しむかもしれません。

匂いが鼻から取れなかったり・・・。

四六時中呼び出し音の幻聴が聞こえてきたり・・・。

でも3kは慣れます。

介護中の匂いも、体力もやっていく中でついていきます。

感染症対策は職場できっちりと研修なり指導を行っているかどうかが大切ですね。

自分の身は自分で守るつもりで危険と感じたものは声をあげていきましょう。

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介護職の新人職員に伝えたい5つのこと

介護職の新人職員に伝えたい:①少しでも利用者さんを傷つけそうと思ったなら転職した方が良い

介護職は激務で新たな自分の一面に気づくことが多々あります。

窮地に追い詰められる攻撃的な性格が出てきたなんて気づいた人は介護職から離れた方が良いでしょう。

利用者さんに一度でも手が出てしまったり、暴言を言ってからでは手遅れなんです。

自己嫌悪にもなるし、虐待にもなるしお互い不幸にしかならない。

「優しいから介護に向いてそう」なんて周りから言われて介護に入ってくる人もいますが、結局働いてみないとわかりません。

今の職場で少しでも「自分危ないかも・・・」と感じた人は、同じ介護職でも職場環境が整ってるところを探して、転職した方が良いです。

これはもう仕方がない。

介護職の新人職員に伝えたい:②新人職員の違和感はけっこう当たっている

こけマネ

「あれ?この施設変かも?」と感じたならけっこう当たっているかもしれません。

私の場合利用者さんを呼び捨てにして関わっていたりする先輩にずっと違和感を感じていました。

利用者さんとの距離感が良く言えば仲が良いけど、悪く言えば馴れ馴れしい。

新人職員だと「この関わり方が正しいのかな?」程度に感じますが、半年も経つと疑問すら湧かなくなります。

新人職員のときの違和感はけっこう当たっていますので、その違和感はとっても大切にした方が良いです。

介護職の新人職員に伝えたい:③介護スキルだけでは足りない

3年介護職をした後、なんとなく危機感はあったんです。

「介護スキルだけでステップアップできないんじゃないか?」って。

なぜなら電話対応もろくにできず、コピー機の扱いも知らなければFAXも送れない、パソコンの印刷もかけられない人間だったからです。

大きい施設に勤めていたため、4年目を迎えても相談業務の席も空かず、まだまだ介護業務が続きそうでした。

そんな状態に危機感を感じて施設を飛び出し、中小規模の施設に転職しました。

予想通り通り介護スキルだけでは全く通用しない(笑)

大きい施設にいるなら一度は飛び出してみたほうが良い。

介護スキルだけではなりたい自分になれないかもしれない。

介護職の新人職員に伝えたい:④体は老化し続ける

20代の頃は夜勤も平気でしたが、30代になって体が衰え「本当に歳ってとるんだ・・・」と実感しています。

40代、50代になって介護職を続けられる自信はちょっとありません。

こけマネ

実際に50代くらいで介護職してた人がいたけど、いつも「腰が痛い・・・」と言っていて素直に「ああ、ちょっと自分は厳しいな・・・」って思っていました。

今は平気でも10年後、20年後続けられる体かはわかりませんよね。

介護職の新人職員に伝えたい:⑤転職は珍しくない世界

数年もたつと同期はほとんどいなくなりました(笑)

みんな働きやすい施設を探して1、2回は転職している印象です。

なので、私は転職してきてもほとんど違和感を持ちません。

良い施設を求めて次へ行くというのは私が見ていた限り珍しくない世界です。

【「支援」と「指導」の違いってなに?】|衝突する考え

まとめ

今回は私の実体験から感じた新人介護職員に伝えたいことを記事にしてみました。

介護職の実体験から感じたメリットは次の通りです。

  • メリット:①最悪で最高に面白い
  • メリット:②3Kブラック労働の体験から良い職場が見分けられるようになった
  • メリット:③自分が知らない一面に気付くことができる
  • メリット:④運動量が多くて体調が良い

介護職の実体験から感じたデメリットは次の通りです。

  • デメリット:①他職種にマウントされる
  • デメリット:②介護のスキル以外身に付かない
  • デメリット:③お給料が上がらない
  • デメリット:④3K

介護職新人職員さんに伝えたい5つのことは次の通りです。

  1. 利用者さんを傷つけそうと思ったなら転職した方が良い
  2. 新人職員時代の違和感はけっこう当たっている
  3. 介護スキルだけでは足りない
  4. 体は老化し続ける
  5. 介護職の転職は珍しくない

いかがだったでしょうか。

介護職は社会人としての原点だったので特に思い入れがあります。

ただ続けていくにはメリットとデメリットのバランスを見る、納得できる環境を探すことが大切かなと思います。

1つの施設でキツい仕事をしている自分に慣れてしまう前に、いろんな施設で体験してみるのもオススメです。

それではまた!

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