オセロって知ってる?
両面が白黒のオセロ石を盤面に交互に打って、同じ色で挟んだ石をひっくり返して自分の色にしていく。最終的に盤上のオセロ石の個数が多かった方が勝ちになるゲームだ。
ボードゲームのオセロは苦手なんだけど、
職場の人間関係は結構好きなようにひっくり返せてる。
「ひっくり返す」っていうのは、じぶんの味方につけて意見を通し易くするような考えのこと。
これを意識するだけで、煩わしい人間関係が少し楽になった。
そんなオセロの考えが、なぜ世渡りに関係あるのかまとめてみた。
目次
なぜひっくり返すことが必要だったのか
そもそもぶつかり合うのが職場の人間関係。
どの職場もそう。外からはわかりづらいが、職場内は基本的に人間関係はグループがいくつかできて、大小あるが火花を散らすと思った方がいい。
福祉分野だって例外じゃない。
そんな中で勢力争いは常に起きていて、新人職員や対抗勢力の取り合いをしていたりする。
これ見て思ったよね。
「仕事きたくないな‥」って。
長時間過ごす職場で、こんな憂鬱な気分を味わいたくないよね?
って思ったら自分でこの状況を変えられないかな?ってふと思った。
私にとっては自分を大切にするために、状況を思うように変えられるスキルがないか探していた。
どうすれば白黒ひっくり返せるのか?
複数人グループをひっくり返したい場合
例えば反発が強くて恐い相手とか、他人の陰口ばかり言ってる人職場にいない?
そういう人を中心にグループはできやすかったりするが、多かれ少なかれ「なんとなく」そのグループに所属しているスタッフが1人〜2人いるもの。
求心力から遠い相手こそ狙い目。まずはそこから。
以前ブログで取り上げた単純接触効果で、より濃い関係を築く。
関係が築けてひっくり返せたら、さらにグループの中心人物から遠い相手を選び2:1で話せる場を作る(上司に係の打ち合わせをしたいとか、その人を交えて新しい企画を考えたいとかでグループから分断するのもOK)
これを繰り返して3:1でひっくり返す、次は4:2でひっくり返すなどして徐々に自分の色を増やしていく。中心人物をひっくり返すことは無理でも、残り中心人物 + No.2くらいになれば陰口や反発はずいぶん収まるし、周囲もなびかなくなる。
孤立してる1人をひっくり返したい場合
1人でも強靭なメンタルで不満や不安を撒き散らしている人がいたりする。
そんな孤立してる人をひっくり返すには、やはり話せる場を作って複数人で挟むことだと思う。
話せる場を作るには、上にも書いたように上司をうまく使いましょう。
大体上司は部下がしたいことをよく観察してわかっているものだし(上司は部下の様子を把握するのも仕事)、なんとか状況を変えたい思いがあっても勢力が大きすぎて動けないでいる上司も多い。
提案すると意外と察して承諾してくれることも多い。
少数派には必須なスキル
施設長、管理者、責任者、マネージャー、チームリーダーなどは役割として少数だ。
そんな少数な立場の人が大勢を動かしていくのだから、少数派になればなるほど人を引き付け、取り入れていく力は必要だと思う。
施設をより良くしたいと考えても、1人では何もできない。
現場の隅々まで考えを浸透させることは、自分と同じ考えの人を多く作り出して動いてもらうしかない。
地道に一人ひとりをオセロのようにひっくり返すことを繰り返し、やっと全体を動かすことができる。
将来、チームを引っ張る可能性がある人は、身近にいる自分とは少し毛色が異なるスタッフをひっくり返せるか試してみてほしいな。