コケ蔵
こんにちは、コケ蔵です。
昨日ついに…
新年度より希望していた保育園で1歳娘のデビューが決まりました!!
ここ数日、娘を預けられる保育園が見つからず探しに探しまくってたわけですが、
4月まで一週間もない状況で、どこの保育園も決まっていませんでした。
入園決定がこんなギリギリになってしまうなんて思いもよらず…。
振り返ってみると半年程保育園入園に向けて動いていましたが、すんなりと入園とはいかないものなんだなぁと改めて実感しました。
今回は、保育園について何も知らなかった私に起きた出来事と、最低限知っておきたかったことをまとめてみました。
目次
保育園に入園できない!?
娘は年度の途中に生まれ、妻には産休と育休を合わせて1年とってもらった後に働いてもらう予定でいました。
今まで育休に入った職員を支えてきた妻ですので、自分の番がきたことでしっかりと育休をとらせてあげたい思いもありました。
私たちは都市部に住んでいるんですが、近くにはちっこい認可保育園があって、パッと見子どもが少ない印象だったのですぐに入れると思って第一希望で申し込んだわけです。
「娘預けたら妻もすぐ働き始めて〜」
「お金もまた貯蓄し始めて〜」
なんて考えてましたが、キレイに落選してました(笑)
これが12月の話ですね。
「年度の途中からの入園は難しいのかなあ」なんて、なんとなく思っていたんで落選するのはちょっと納得いきませんでしたが予想の範囲内でした。
ここで落選通知をもとに育休の延長申請を職場に提出し、すんなりと育休を1年以上伸ばすことには成功しました。
「仕方がない。ちょっと不本意だけど少し離れてるところで申請し直すか。」
と保育園を3つほど追加して年度初めから入園希望で再度申請。
「年度初めだし、今度こそ大丈夫。3つも保育園追加したし預ける準備しとこう♪」
…が!
これまた落選!
2回目の落選が確定した時点で、3月も半ば過ぎ。
完全に予想外の動きに突入。
コケ蔵
ここでやっと認可外保育園に目を向け始めます。
認可保育園と認可外保育園
保育園には認可保育園と認可外保育園があります。
国が定めた保育所の基準を満たしていれば認可保育園、満たしていなければ無認可保育園ということだそうです。
選べるとしたらみなんさんはどちらを選ぶでしょうか?
多分、なんとな〜く認可保育園を選ぶ人が多いんじゃないでしょうか。
コケ蔵
しかし、認可保育園が全て落ちてしまったことで、認可外の保育園をいくつか見て回ることに。
認可保育園を見学してみた結論を言うと、
認可外でも認可保育園以上に対応、施設設備が素晴らしいとこがゴロゴロありました。つまり予想以上の好印象!
私が見学した認可外保育園は好印象ポイントは以下の通りです。
園長の理念がわかりやすく魅力的
職員の保護者対応が寄り添っていて丁寧
夜勤の保護者も預けられるよう24時間受け入れ体制をとっている
保育の内容が認可保育園に準じている(延長の話を聞く限り)
逆に「ちょっとなあ…」と思った点は以下の通りです。
園庭がなかった
料金が認可保育園より高め
これは見学した認可外保育園の一例でしたが、随分と印象が良い方向に変わったと思います。
どうやら都市部だと園庭や施設面積を十分に確保できずに認可外となっているところもあるようですね。
園庭とかはまあいいのですが、料金が認可保育園より月々数千円高くなってしまい(保育園によって違いがありますが)、月々の出費が痛い…。
また、第二子ができた場合、私が住んでいる都市部の認可保育園では無料になりますが、これが認可外保育園だと半額程度になります。
つまり第二子ができたら認可外保育園であれば数万円の出費の差が出てしまいます。
お金に余裕があれば良いのですが、残念ながら福祉の世界にいる私には手が出せませんでした。
それでも4月から妻が働けるよう認可外保育園の契約を進めていたのですが、契約書類を提出する寸前で区役所の子ども課から電話が!
「コケ蔵さんが希望されていた保育園の審査に通りました。明日までに入園のご返事をください。」
とのこと。
「あ、あ、明日までだとおぉぉ!?!?」
こんなギリギリに決まるなんて、嬉しいけども戸惑いの方が大きかったです。
この発表がある数日前の段階では、第一希望の園には5人希望者がいて、娘はその中で優先順位が3番目と言うのも聞いていました。
つまり前の2人は希望は出していたけどキャンセルしたということです。
まあそうですよね。4月から仕事が始まる人は多いと思いますし、新年度直前ではすでに私みたいに認可外保育園を決めていたりする人の方が断然多いと思います。
保育園と契約しといてやっぱりいけません。なんて断るのはハードルが高過ぎます(汗)
先に述べたように認可外保育園の先生方も素晴らしい職員が多いですし、子どものために一生懸命動いてくれている園を「やっぱり辞退します」というのは難しいでしょう。
そんなこんなで、なんとか認可保育園入園の権利を掴むことができたのでした。
仕事を控えているプレッシャーは凄まじい
正直にいってしまえば、育休は最長2年間取れるようですので、4月から入れなくてももう少し様子を見ることができました。ですが職場からのプレッシャーはかな〜り強かったと思います。
「認可がダメなら認可外でもどこでも探せば良い。」
影ではそう言われていたようです。
認可を選ぶ権利もない。
認可外を選んでもその分お金を補填してくれるわけでもない。
なのに
「働け、働け、働け」
とプレッシャーを職場からは感じ続けていました。
当然、施設としてはスタッフの配置や収入にも関わってきますので、仕方がないことはわかるのですが保育園選びが強い負担感になっていたのは間違いありませんでした。
電話した者勝ちは本当か
これは嘘か本当かわかりませんが、職場の子育て経験のあるスタッフからは、区の子ども課に「とにかく仕事が始まるので入園できないと困る!」と繰り返し電話した方が良いと言われていました。
どうやら電話を繰り返すことで電話加算があるとかないとか。
私はそこまでしてませんでしたが、さすがに認可外保育園と契約するかどうするか迷った時に区の子ども課に連絡を入れて困り感を一度伝えました。
そんな流れがあった後に、キャンセルで繰り上げ入園が決まったので、「まさか?」という思いもありますが、本当のところはわかりません。
もしそんなことがあるなら大人しく順番を待っている人はどうなるのでしょうか。
ただただ、損になってしまいますよね。
というか預けたい保育園(認可)にすんなりと入ることができない現状を「ちょっと異常だな」と感じたのが本音でした。
入園するために点数を稼いで優先順位を上げなければならないなんて。
誰もが支障なく預けたいところに預けることができる、そんな社会になっていくことを願っています。