30代マネージャー(コケ蔵)
この「なんとかなる」
仕事をする上で大切な考え方ですよね。
根を詰めすぎても仕事はキリがないですし、できる限りの準備をすればいい。
私も20代のときよく思っていました。
それはそれで必要なんです。
ですが、プレイヤーからマネージャーになったり、20代から30代になったことで「この考えだけでは足りないなー」と感じ始めました。
今回は私がなぜ「なんとかなる」だけでは足りないと思うのかをまとめてみました。
目次
「なんとかなる」より意識すべきこと
「なんとかなる」より意識すべきこと、それは、
「なんとかする」という主体的な意識です。
これは「なんとかなる」という考えを否定しているわけではありません。
ストレスフルな中で、心の安定を維持するためにも必要です。
役職についたり、年齢、経験年数が上がるにつれて、自分の力を頻繁に試されるようなことが増え始めました。
当然ですよね。
役職が上がればより難易度の高い問題に直面します。
部下が大きなミスをして施設、クライエントに損害がでている。
施設経営を維持するのが難しい状態になっている。
このままじゃ施設閉鎖するかも!?
などなど。
部下へは安心も込めて「なんとかなるよ」と伝えていいのですが、マネージャーやリーダーはそう言いつつも「なんとかする」意識は絶対に持っていなければなりません。
主体的に「なんとかする」
この意識を持つだけで、問題の解決方法に気付いたり、敏感に察知することができるようになるはずです。
「なんとかなる」はマイナス点もありえる
「なんとかなる」は、失敗が許される範囲のことと思われがちですが、それは結局自己判断です。
世の中失敗しても直接教えてくれるのは身内だけです。
外部の人達は、聞こえない知らないところで評価を付け合ったりするものです。
「なんとかなる」だけでは、見えないところで会社に損害が生じる恐れがあります。
そういった実感がないままだと、気づかずにいつまでもマイナス点を取り続けることになるかもしれません。
責任を求められているあなたへ
コケ蔵
と思う人もいると思います。
それも当然ありでしょう。
「なんとかする!」なんて責任持ってストレスを感じるより楽ですし、そもそもそれは施設経営者が考えればいいことでしょう。
今の仕事や一緒に働く仲間が好きじゃない人は、そもそも出世は希望もしないと思いますし。
でもあなたが
今の施設に愛があるんだ
一緒に働くスタッフが好きなんだ
と少しでも思うなら、大切なものを守るために「なんとかする」思いは常に持っていた方がいいでしょう。
責任を持つのは辛いことです。
一緒に働くスタッフのためにすることでも理不尽に責められることもあります。
でもこのブログを読むくらいのあなたならきっと「なんとかする」ことができるはずです。
主体的に備えましょう。
大切なものを守るために。