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【 福祉 × IT 】|本当に必要?

私が経験してきた福祉業界の現場では、驚く程ITに興味がない方が多かった。

もちろん介護の現場を中心としているなど、ITの導入が困難なケースはもちろんあると思う。それらを踏まえた上で、私の経験から考えてみた。

 

 

 

 

 

そもそも福祉やってる人ってどんな人?

もともと福祉って対人援助職だから、困った方に直接会ってなんぼの考えが根付いてる。

メールやチャット、画面越しでやりとりするより、現場で、職員同士で直接関わりたいっていう意見は多い。

人の役に立ちたい!とか、人と直接関わりたい!って献身的に思う人が福祉業界に来るから当然なのかもしれない。

 

私の周りではほとんどが女性で30代以上の方が多い。

 

 

なぜITを扱うスキルがいるのか?

以前の状態の職場では、何事も会って直接話すとか、電話して伝えるとかの2択くらいがメインになっていたと思う。

今でこそ新型コロナの影響から、

・Zoomを使った会議

・ネットでの面談や支援、心理面のサポート

・他事業所の訪問を控えてメールやチャットでのやりとり

・ネットでの研修実施

 

などなどやり始め、一日パソコンの前で過ごして終えることも増えた。

 

また、20代〜60代の職員にそれらのスキルを教えたりしている。

 

すると「こんなこともできるんですか?」と良く驚かれる。

でも、本当に価値があるのは驚きより時間を得ることができることだと思う。

 

献身的な方が多い分、お給料にならないサービス残業でプライベートを犠牲にしてしまう方の話は多い。

 

せめて人と関わることを望んで来た方の事務作業時間くらいは早く終わらせる術を伝えたい。

そのためにもITを扱う技術は、職場の誰かは知っておく必要があると思う。

 

 

付加価値を身に着ける必要性

中小企業では、管理者クラス(事務など兼務している方が多い)以外の方がパソコンを日常的に触れる機会はなあるのだろうか?

相談員ならまだしも、特に介護職は、排泄介助とか入浴介助で業務的にパソコンなどに触れない方も多いし。1日が肉体労働で終わるからそれどころじゃないと思う。もともと役割も異なるし。

 

実際私も介護の現場で働いていたが、少しでもITスキルを学ぶ姿勢でいて良かったことは、自身に付加価値をつけられたことだ。技術を身につけることで、仕事に関われる幅が広がるということ。

 

正直介護職を60歳を超えても続けることは厳しいと思った。体を痛めて仕事してる場合じゃないのに、それ以外の選択肢がなくて無理をして出る。腰にコルセットとかカバーできる範囲ならまだしも骨折とかあった日には、しょうがないこととはいえ周りの視線を痛く感じるだろう(汗)

そんな時にでもIT(を扱うこと)なら任せてください!と言えれば新しいチャンスにもなるし、成果を出せれば長期的に見れば新しいポジションに繋がるきっかけになると思う。

 

最後に

福祉畑の私は視野が狭いことを自覚している。ここで述べたITスキルも詳しい方には「なんだそんなこと」だろう。

でも福祉に限らず、異なる分野では、常識がひっくり変えるような世界がある。

もし、今の仕事の状況を少しでも改善して楽になりたい!もっと支援することに時間を割きたい!って方はITについて学んでみましょう。またブログとしてどのように活用しているか載せていきたいと思う。

 

私も数年前はWordから印刷もできないレベルだったけど、今は法人のIT担当(笑)になったくらいだから成長したものだ。

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