こけマネ
もしかしたら支援と指導のバランスが合っていないのかもしれません。
こんにちは、こけマネです!
皆さんの職場では、クライエントに関わるときの方針が違うスタッフはいませんか?
私は発達障害がある児童に関わってきた経験がありますが、支援方針で衝突するスタッフが必ずいたように思えます。
児童に関わるときは、見えづらい盲点があります。
それが「支援」と「指導」でしょう。
「支援」と「指導」についての捉え方をはっきりさせておくことで、「何であの人と考え方が合わないんだろう…」という悩みを解決できるかもしれません。
逆にわからないままでいるとお互いに不満が溜まる一方になってしまいますので、抑えておきたいポイントですね。
こけマネ
目次
「支援」と「指導」の違いはなに?
私が所属していた福祉施設(児童)では学習のサポートもしていました。
なので施設内には福祉畑で支援を専門にずっと続けてきた方もいれば、教師や塾講師など指導の現場で教え続けてきた方もいらっしゃいました。
そんな福祉一途な支援者と教師経験者が一緒に話しをしていると、「あれ?この人と考え方が合わないかも…」と徐々に気づいていく人が多いです。
例えば、
Aさん
と塞ぎ込むAさんの支援を考えるとき。
Bさんは
Bさん
Cさんは
Cさん
と声をかけます。
こんな単純ではないですが‥(笑)
この場合Bさんが支援寄り。
Cさんが指導寄りでしょう。
大まかに言うと
小さな一歩を踏み出せるよう、意思を尊重して寄り添うBさん‥「支援」
歩みを止めないよう必要なラインまで引き上げ、導いてあげるCさん‥「指導」
でしょう。
子どもたちと外出すると、集団をまとめて引っ張っていく人と最後尾について遅れている児童をサポートしている人がいますが、前者は指導者タイプ、後者は支援者タイプなのかなと思っています。
こけマネ
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「支援」と「指導」どちらが良いのか?
結論を言いますとケースバイケースではあるけども、どちらも正しいと思うし2つとも必要です。
なぜなら目標を指し示して導く人も、歩けなくなって困っている人に肩をかす人もどちらもいたら良いですよね。
ぶつかり合う人たちと話すと「支援」と「指導」の考えが 100 か 0 に寄っていたりします。
誰にでもどちらかが多かったり少なかったりする割合があるものですが、よく衝突する方々を見るとそのどちらかの割合が極端に多くなってしまっている気がします。
「支援」と「指導」は異なることを知る
「支援」と「指導」のバランスをとる
以上の2つを抑えておくと「何であの人に支援方針を理解してもらえないんだ!」というのは減るのではないかと思います。
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おわりに
今回は「支援」と「指導」の違いについてまとめてみました。
違いは以下の通りです。
「支援」…小さな一歩を踏み出せるよう、意思を尊重して寄り添う人
「指導」…歩みを止めないよう必要なラインまで引き上げ、導いてあげる人
大切なポイントは以下の通りです。
「支援」と「指導」は異なることを知ろう
「支援」と「指導」のバランスをとろう
もし自分がどちらに比率を寄せたら良いか迷った際は、福祉現場か教育現場なのか、所属するフィールドで割合を寄せればいいとは思います。
教育現場に福祉専門職だった方が転職して、児童に寄り添い続けるのみで、成績なりを引っ張り上げれないのは問題なのでしょうし(あくまで予想ですが)
後は上司がどちらのタイプを求めているのかも確認しておくのが有効だと思います。
今回のブログは私の経験から行き着いた考えなので、そんなものなのかと思ってもらえれば十分です。
私も一時期「支援」と「指導」の違いを理解できておらず、お互いに苦しい思いをした経験がありました。
「支援」と「指導」それぞれが合わさった合言葉があれば、支援者同士ももっと力を発揮できるのかなと思います。
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