新人の職員さん
こけマネ
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こけマネ
自分の仕事の評価って気になりませんか?
新人職員さんは半年も経つとだいぶ周りが見えるようになってきます。
施設によっては上司と業務について面談することもあったんじゃないでしょうか。
与えられた仕事をこなすことで精一杯だった人も、心のちょっとした余裕から「これで良いのかな?」なんて感じ始めていた疑問をスッキリさせられる場になったかも知れませんね。
中には、
仕事に慣れてきた新人職員さん
と思い始めている人もいるかも知れませんが要注意です(笑)
なぜなら私の経験上、評価には教えてもらえる評価と誰も教えてくれない評価があるからです。
業務評価の項目に載るようなことではありませんが、押さえて置かないと確実に損してしまうことです。
そんな損する道をわざわざ選択することはありません。
仕事に慣れてきた新人職員さん
と他人からの評価をあまり気にしない人には、この記事は役に立たないかも知れません。
でも少しでも「今のままでいいのかな?」なんて感じている新人職員さんには、今回の記事は次のステップに行くきっかけになるかも知れません。
こけマネ
目次
2種類の評価
今まで大規模施設、小中規模の施設で働いてきたわけですが、思い返せば業務評価を改まった場で受けたのは1回くらいしかないような・・・。
これが普通かはわかりませんが、福祉の世界では業務評価を受ける場面があまりないのは、あるあるなのかも知れません。
こけマネ
でも当時の上司と仲良くなるにつれて、業務評価とは別の評価があることに薄々と勘づき始めていきました…。
それが裏の評価の存在です。
2種類の評価①:表の評価=教えてもらえる
ここでいう表の評価とはそれぞれの業務について指導してもらったり、不足していることを教えてもらえる評価のことです。
私は仕事の出来に関して面談を通しながらフィードバックしてもらったことがあります。
大規模の施設にいたときは細かい介助マニュアルや、最低限覚える必要のあるチェックリストが丁寧に作られていましたので、それを元に実際に業務評価を受けました。
・各業務を5段階中どの程度こなせるようになったか
・各業務のマニュアルをどこまで覚えたか
・上司から見ての仕事の出来栄えはどうか
チェックリストは制服の着方から救急対応まで100項目以上あったはずなので、それぞれ上司の視点で評価をいただきました。
面談自体は当たり障りのない内容でしたね。
教えてもらえる表の評価は業務的なものを感じました。
2種類の評価②:裏の評価=誰も教えてくれない
誰も教えてれない裏の評価って?
ここでいう裏の評価は業務の評価項目にはないけど、やってしまうと上司から内心「あちゃ〜」と思われる行為のことです。
ネガティブな感情を与えてしまう言葉、行動とも言えるかもしれません。
例えば、
鋭いところを突いてくる!!…でも全く改善に動く様子が見られない
個人プレーの仕事は満点!!…だけどあの人がチームいると険悪なムードになる
かゆい所に手が届くほど気が効く!!…だけどあの人は同僚の陰口を言っている
などでしょうか。
こう思われてしまう言動は本当に損です。
例えばよくある話で、仕事の出来栄えが同じ2人のうち1人をリーダーに選ぶとします。
2人の評価は以下の通りです。
Aさん 表の評価:60点 裏の評価:80点
Bさん 表の評価:70点 裏の評価:40点
あなたはどちらを選びますか?
こんな場合裏の評価も高いAさんが選ばれることがほとんどだと思います。
選ばれるか選ばれないか、判断を決める程の力をもつ裏の評価は、やっかいなことに教えてもらえる機会がそうそうありません。
面倒見のいい上司や先輩が近くに入れば気づかせてもらえるんですが、そもそも少人数の職場では出会えない確率の方が高いです。
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新人職員が知らないと大損する考え5選
裏の評価を高めるには、これさえ補えば全てOK!というものはありません。
なぜなら裏の評価は相手の感情が入ってくることが多いからです。
人の数だけ違いがあるでしょう。
それでも私がここだけは押さえておいたほうがいいと思える、誰も教えてくれない大損する考え方を5つ選んでみました。
大損する考え方①:愛想の良さは必要ない
こけマネ
新人だった頃を思い返すと怖いような恥ずかしいような・・・。
今なら言えます。
組織で働くなら愛想の良さは仕事をこなす以上に重要なことです。
愛想が良い人といると気分良く過ごすことができますよね。
更にはこんなメリットもあります。
- チャンスが巡ってきやすい
- 困った時に手助けをもらいやすい
- 敵視されることが減って足を引っ張られない
- 自分の仕事に更に集中できて結果を出しやすくなる
先天的にコミュニケーションスキルが突き抜けている人もいれば苦手とする人もいます。
私は明らかに後者です。
新人職員の頃は仕事中に雑談するのも無駄に感じてましたし、おしゃべりしている周りより結果を出していると思っていました。
ですが当時の上司からしたら、とっつきにくい奴だったかも知れません。
後天的に身につけられるスキルはたくさんありますので、諦めないでくださいね。
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大損する考え方②:育ててもえるのが当たり前
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これもいろんな上司の元で働いたからわかるのですが、育てる気がない上司っているんです。
ただ、上司のせいにするんじゃなくて教わる方もそれ以上に育ててもらう姿勢を見せることがものすご〜く大切です。
- 挨拶は必ずする
- 言葉にしてお礼を言う
- 笑顔は多めを意識する
- 教えてもらったことは即実践
- 教えてもらったことには真剣に取り組む
- 形だけでも学んでいる姿勢をアピールする(メモを取るなど)
極端ですが気に食わない部下が最低限の仕事ができるようになったら、手間暇かけて知識やスキルを与えたいと思うでしょうか。
それより少しでも印象の良い人を手塩に掛けて育てたいはずですよね。
育ててもらって当たり前と思っていると、気づいた時には取り返しがつかない差になっているかも知れません。
大損する考え方③:おせっかいな人は良い人
新人職員さんを見ると放っておけない、おせっかいな人はどこの職場にもいるものです。
ただ、おせっかいな人が必ずしもあなたにとってプラスになるとは限りません。
大きな施設だと習うべき先輩が指定されたりしますが、中小規模の施設だとそこまで余裕がないところがほとんどで、おせっかいな人を止める余力がなかったりします。
大切なのは、そのおせっかいな人の評判に耳を傾け注意を払うことです。
でないと、
独自の手法だったり、間違った仕事の手順や流れを教えられてしまう
おせっかいな人の個人的な理念を施設の理念と勘違いしてしまう
なんて危険性もあります。
今までの経験上、おせっかいな人は一癖も二癖もあるので要注意だと思っています。
大損する考え方④:スケジュールは立てる必要がない
テスト前には学習スケジュールを立てて計画的に進めましょう!って学生の頃よく言われましたよね?
先日新人職員さんがこんなことを言ってました。
仕事に慣れてきた新人職員さん
そう言ってた新人職員さんは、最近仕事の期日を過ぎてしまうことが多いです。
原因の1つはやはりスケジュール管理だと感じてしまいます。
学生時代は好きにやれば良いんです。勉強ができなくても自分が損するだけですから。
でも仕事で施設や会社に損を与えてしまっては多くの関わる人に迷惑がかかります。
学生時代はある意味お客さんですが、社会に出てからは価値を提供する側になります。適当な仕事になってしまうのはリスクが高いですよね。
そして大切なことがもう一つ。
いずれ学生時代とは比較にならない規模の仕事をする時が来るということです。
大勢の人と協力して長期間同じ目標に向かっていくのにスケジュール管理ができないと話になりません。
スケジュール管理を甘く見てると痛〜い思いをすることになります。
大損する考え方⑤:愚痴をこぼしても恐くない
半年も経つと慣れてきてふとした時に愚痴をこぼすこともあると思います。
「こんな仕事やる意味あるんですかね」
「なんで私がやらなきゃいけないんですか」
「正直うんざりしてます」
このようなうっかりした一言、愚痴で私は痛〜い思いをしてきました。
職場内での愚痴ってあっという間に広がります。
同期の前で呟いたことがとんでもないニュアンスで上司の耳に入ってたり…(笑)
ネガティブな発言は人を介すことでどんどん変換されるので非常に危険です。不用意な一言は絶対に避けましょう。
またこれも誰も教えてくれないんですよね。
だから職場の人には絶対に愚痴をこぼさないことを肝に銘じています。
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おわりに
今回は新人職員さんが知らないと大損する裏の評価ポイント5つについて解説しました。
評価には以下の2種類が存在しています。
①上司から教えてもらえる、表の評価
②誰も教えてくれない、裏の評価
裏の評価を下げないために、新人職員さんが押さえておくポイントは以下の5つです。
①愛想の良さは必要
②育ててもえるのが当たり前ではない
③おせっかいな人が良い人とは限らない
④スケジュール管理は将来的に超重要
⑤職場内で愚痴をこぼしてはいけない
いかがだったでしょうか。
せっかく仕事を頑張っているなら認められたい!仕事ができる人って思われたい!!と思うのは当然ですよね。
実際認められることが楽しくて、結果良い支援を生み出してきた人もたくさんいらっしゃいます。
他人からの評価のみにこだわる人生では味気ないですが、他人からの評価を上手にコントロールして、適正な評価を受けられるためにも今回の記事がお役に立てれば幸いです。
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