コケ蔵
娘が生まれる1年前、こんなことを思ってました。
「親になる」
ワクワクでもあり、押し潰されるほどプレッシャーがある言葉です。
私は、父親が早くに亡くなり、父親像をあまり知らずに育ってきました。
だから余計に不安に感じたのかもしれませんね。
でも、そんな不安は1年を過ぎてふと思い返すとスッカリと消えているのに気付きました。
毎日が必死というのもありますが、育児は基本的に楽しく感じているからでしょう。
娘は1歳を無事に迎え、今なおパパとして新しい体験をさせてもらっています。
1年前の自分と今の自分を比較して当時知っておきたかったことを生まれる前の疑問と生まれた後の答えとしてまとめてみました。
コケ蔵
目次
お金のこと
生まれてからの答え…
食費…約36,000円
おむつ代…約37,000円
洋服・おもちゃ代…0円(義理姉、上司、親からいただきまくりました)
病院代…30,000円(任意予防接種)今は、無料になったそうです。悔しい!
衛生用品(消毒液、爪切り、馬油、洗剤代など)…58,000円
哺乳瓶、食器類…4,500円
ケガ防止(火傷・危険防止ゲート2種類、マット、コーナーカバーなど)…17,200円
などなどどこまでお金をかければキリがありません。
食費は、妻が授乳を頑張ってくれたのでミルクも購入することなく100,000円以上は浮かせてもらいました。これが大きかったですね。
・貯金はできます。
産休、育休手当については完全に無知丸出しでしたが、調べるほど手厚さがわかり、かなり心強かったです。
育休手当ては6ヶ月間は収入の67%、その後50%となりますが、私は手取りの67%、50%だとしばらく勘違いしていました(笑)
総支給額の67%または50%ですので、思っていたよりも多い収入で嬉しい誤算になりましたね。
無駄遣いせず、倹約すれば十分に貯金できます。
私は「抱えててもなんとかやれんじゃないの?」なんて思ったりしましたが、お食い初めを過ぎたあたりから首元に痛みが走り出して、仕事に支障が出始めました。
妻も妊娠中は「荷物になるしいらない。体力は自信あるし抱える。」と購入は希望せず。しかし、妻も早急に腱鞘炎になったり、腰痛などの痛みから歩くこともままならず。即戦力外になりました。
なので、やっぱりあると便利。というか必須。セールで買って40,000円也!
・その他にもこんなものにお金を使いました。
お宮参りやお食い初め、お雛様、一升餅などお祝い事。お雛様も100,000円以上するものがありますし、合計すると約150,000円程度でしょうか。
お金のまとめ
0歳〜1歳で概算ですが約182,700円かかったことになります。
生まれる前に、私がなんとなく思っていたよりは少し高めの金額になりましたね。
それでも産休手当、育休手当、児童手当やご祝儀、家族手当など、入ってくるお金もしっかりとあり、この1年は金銭面で苦労することはなかったように思えます。
家族や友人の厚意から洋服をたくさんいただいたため、洋服代が0円だったことは、とてもラッキーでしたね。
パパの体のこと
生まれてからの答え…
・30代前半デスクワーク中心の私でも、ヘロヘロにはなりません。
基本的に移動はベビーカー+抱っこ紐、家の中でハイハイで追いかけっこなどでしたので体の辛さを実感することはありません。
私の住んでいるところは雪が降るんですが、ベビーカーが使えず抱っこ紐で買い物する時が何回かあり、胸筋が良い感じに筋肉痛になったくらいです。
・耳栓は必要ありませんでした。
これは人によりますね。私は、めちゃめちゃ耳が良いと自負しているんですが、そんな大きな音が苦手な私でも耳栓は使いませんでした。
耳元でゴジラみたいに泣かれようが、結局好きだから苦じゃないんですよね。
・眠りは浅くなります。
眠っている時にゴジラみたいな泣き声を繰り返されれば誰だって睡眠は浅くなります。でも全然良いんです。育休中の妻にほとんど対応してもらっているので、感謝しかありません。はい。
パパの体のまとめ
夫婦お互いが働き始めてからが本番です!育休が終われば、夫婦同じ条件ですからね。
夜中に娘ゴジラが泣き叫べば、明日に大事なプレゼンがあろうが、研修大会があろうが力を合わせてみるしかありません。妻も娘も大切なので全然良いんです。
あと、人間の体は適応能力があるのを実感しました。基本的には数ヶ月もすれば慣れて、心配したほどのことにはなりませんでした。
パパの心のこと
生まれてからの答え…
イライラしちゃダメだ!って思うと自己嫌悪になってしまいます。まずは、子どもに対してイラつくこともあると認めました。
それが自然なんだということを改めて実感した一年でしたね。
・虐待は絶対にしないこと。
自分にイラつく感情は認めていますが、手を上げたりは「絶対にしないこと」と生まれてすぐに自分に誓いました。
悩むも何もありません「絶対にしない」の一択なのです。
不安はありましたが、子どもと一緒にいると楽しい場面が多かったです。
生まれる前は、親が一方的に子どもを好きにならなきゃいけないように感じていました。
それが、満面の笑みやゴジラのような泣き顔(笑)がある時間を一緒に過ごしていくとふと大切だなあと思える時があります。その感情に気付ければもう大丈夫。
・未来はわかりません。
子どもに健康でいてほしいと願うのは親であれば当然ですね。
それに先のことは何があるかわかりませんので、今わかっていることに目を向けました。
目の前の娘をジッと見ていると、自分が娘とどんな時間を過ごしたいかが見えてきました。
パパの心のまとめ
愛情も不安も生まれる前の10倍だぁぁああ!!!
1年を振り返ってみると成長の嬉しさも、これからの不安にしても感度10倍になっております。
ピークはいつになるのか想像がつかないのですが、きっと嬉しさと不安は一生付きまとうのだと覚悟してます(笑)
世の中のパパの心は不変です。
親になるってなんなのか?
娘が生まれて、毎日刺激を受け続けていると昨日の自分と変わっていることを実感できます。
変わり続けた先に、親になるってなんなのか?がわかるのかなと思いますが、
まだ全然答えが出る気がしませんが(笑)
確実なことは、子どもが自分よりも重要な存在になって、
仕事を定時で切り上げたいと思ったり、貯蓄を始めたり、ポジティブな面が多くなりました。
1年前の自分には、親になると「楽しい嬉しい時間が増えるよ」と伝えてあげたいですね。